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切り絵のメイキング前編
霊夢の切絵のメイキングです。
[発端]
切り絵と言えば「モチモチの木」なのです。
どこにでもありましたねあれ。あの本。あの絵のカレンダーとか。
切り絵との出会いが「モチモチ」なので全く興味は無かったのですが
最近ネットで見かけた魚の切り絵の繊細な白黒の世界に魅せられて、
やってみたくなりました。
思い立ち、枠を描きはじめました。
カリグラフィーペンで黒と白のバランスを考えつつ模様を考えます。
枠4分の1を描いて、PCで合成し一周の枠にする算段です。
[アニメ絵は線が途切れる]
模様を考えていて気付いたのは、
「いつも描いているアニメフェイスはデフォルメが効いているので線が途切れる!」
ということです。
なぜなのか完全「透かし彫り」にしなければならない、と考えていた私は焦りました。
どうしよう、と調べたところ世の中の人物の切り絵は、
黒い紙を切ったのち白い紙にパーツ毎に貼ってありました。
なるほど・・・良かった・・・
[友人M]
「それって貼り絵じゃない?」と言ったのは友人Mです。ええー。
友人もまた、なぜなのか切り絵とは「透かし彫り」だと思っていた1人でした。
「角度や構図でなんとかなるならなんとかしたほうがいい」
との挑発を受け
角度と構図でなんとかしてやろうと思いました。
[なんとかしました]
なんとかしました。
まず しゃくやくを買って来ました。見た目では一番好きな花です。
艶かしさも素朴さも無く、和っぽすぎずひたすら華やかなところが大好きです。
コレを背景に隙間なく配置することにより線が途切れません。
下書きになる前のラフです。A3サイズです。
しゃくやくについて調べているうちにそのイメージでイラストの演出も決まり、
鼻問題は角度で、くちには花びらを食むポーズにして線をつなげました。
[白地黒班~]
盾形模様ッ などと口ずさみつつペン入れです。
A3サイズのまま作業します。A4へ縮小コピー前提でペン入れします。
下描きの紙はぼろぼろになっているので、
新しく紙を重ねて、下からライトボックスで照らしつつです。
一番多用したのは「ゼブラの筆サイン」です。2本使い切りました。
筆圧が強い私はもう小学生の頃からコレが大好きです!どこでも大体100円くらいです。
パッケージには「原版作成にもご使用いただけます」と書いてあります。頼もしい。
こんな感じになります。ワクはPCで合成。
[インクジェットとトレペ]
普段のカラーイラストでのマスキングはいくらでも細かく切れますが、
それはテープが薄いからです。
図案の紙を重ねて切るとして、下の黒い紙までぶち抜いて細かに切り抜く、
というワザが私にあるかといったら無いのです。
とりあえず図案と重ねて切る方向なので
なるべく薄い紙にと、とりあえず厚さ44ミクロンのトレペを
インクジェットプリンターに!そして結果にじみまくり(泣)いっそ芸術的なまでに。
困ったので妹と文房具屋さんをまわってA4以上の薄い紙を探します。
目指すはクロッキー用紙以下の薄さ、かつ印刷OK物件。
クロッキー意外と厚くて黒い紙と重ねると細かく切れませんでした。
事務用の「見積書(ノンカーボン)」が一番薄かったですが、
一冊がドカンと分厚いし高いので(文字も入ってますしね・・・)
結局特大のハトロン紙を買いました。49円でした。
ハトロン結構薄いです!
A4にカットして、つるつる面ではなく、ザラザラ面に印刷してみます。
おおー!にじまない!
とずっと付き合ってくれた妹と拍手しました。
後編につづきます。
[発端]
切り絵と言えば「モチモチの木」なのです。
どこにでもありましたねあれ。あの本。あの絵のカレンダーとか。
切り絵との出会いが「モチモチ」なので全く興味は無かったのですが
最近ネットで見かけた魚の切り絵の繊細な白黒の世界に魅せられて、
やってみたくなりました。
[図案]
やりたい気持ちだけでとにかく「黒い紙を切る」イメージのみ一点に考えたら、
好物のゴシック模様を黒で切ったら楽しいだろうと思い立ち、枠を描きはじめました。
カリグラフィーペンで黒と白のバランスを考えつつ模様を考えます。
枠4分の1を描いて、PCで合成し一周の枠にする算段です。
[アニメ絵は線が途切れる]
模様を考えていて気付いたのは、
「いつも描いているアニメフェイスはデフォルメが効いているので線が途切れる!」
ということです。
なぜなのか完全「透かし彫り」にしなければならない、と考えていた私は焦りました。
どうしよう、と調べたところ世の中の人物の切り絵は、
黒い紙を切ったのち白い紙にパーツ毎に貼ってありました。
なるほど・・・良かった・・・
[友人M]
「それって貼り絵じゃない?」と言ったのは友人Mです。ええー。
友人もまた、なぜなのか切り絵とは「透かし彫り」だと思っていた1人でした。
「角度や構図でなんとかなるならなんとかしたほうがいい」
との挑発を受け
角度と構図でなんとかしてやろうと思いました。
[なんとかしました]
なんとかしました。
まず しゃくやくを買って来ました。見た目では一番好きな花です。
艶かしさも素朴さも無く、和っぽすぎずひたすら華やかなところが大好きです。
コレを背景に隙間なく配置することにより線が途切れません。
下書きになる前のラフです。A3サイズです。
しゃくやくについて調べているうちにそのイメージでイラストの演出も決まり、
鼻問題は角度で、くちには花びらを食むポーズにして線をつなげました。
[白地黒班~]
盾形模様ッ などと口ずさみつつペン入れです。
A3サイズのまま作業します。A4へ縮小コピー前提でペン入れします。
下描きの紙はぼろぼろになっているので、
新しく紙を重ねて、下からライトボックスで照らしつつです。
一番多用したのは「ゼブラの筆サイン」です。2本使い切りました。
筆圧が強い私はもう小学生の頃からコレが大好きです!どこでも大体100円くらいです。
パッケージには「原版作成にもご使用いただけます」と書いてあります。頼もしい。
こんな感じになります。ワクはPCで合成。
[インクジェットとトレペ]
普段のカラーイラストでのマスキングはいくらでも細かく切れますが、
それはテープが薄いからです。
図案の紙を重ねて切るとして、下の黒い紙までぶち抜いて細かに切り抜く、
というワザが私にあるかといったら無いのです。
とりあえず図案と重ねて切る方向なので
なるべく薄い紙にと、とりあえず厚さ44ミクロンのトレペを
インクジェットプリンターに!そして結果にじみまくり(泣)いっそ芸術的なまでに。
困ったので妹と文房具屋さんをまわってA4以上の薄い紙を探します。
目指すはクロッキー用紙以下の薄さ、かつ印刷OK物件。
クロッキー意外と厚くて黒い紙と重ねると細かく切れませんでした。
事務用の「見積書(ノンカーボン)」が一番薄かったですが、
一冊がドカンと分厚いし高いので(文字も入ってますしね・・・)
結局特大のハトロン紙を買いました。49円でした。
ハトロン結構薄いです!
A4にカットして、つるつる面ではなく、ザラザラ面に印刷してみます。
おおー!にじまない!
とずっと付き合ってくれた妹と拍手しました。
後編につづきます。
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